相生と相剋、比和についてのお話

九星には九つの星があります。
それぞれの簡単な特徴も書いていますので、気になる方はそれぞれの星のページに飛んでください。
この九つの星から成り立っています。九星占術というものの歴史はそう深くありません。
古くからある五行思想をもとに生まれ、深く根付いたものです。
占いというものは西洋占星術、四柱推命、姓名判断、手相などといろなものがあります。占いというものについてはこちらをご覧ください。
ここではそんな九星の相性についてお話ししたいと思います。
よく九星って相性がありますよね?合わない人は合わないですよね?と聞かれることがあります。
そんな方にまず言いたいのは、そこまで深く考えずに血液型診断ぐらいに考えていていいですよと。
この画像ですが、無料サイトから拝借させていただきました。とても簡潔に作ってありありがたいです。

まずは相生です。そうしょう、と言います。簡潔に言えば相性のいい星、与えることができるもしくは受け取ることができる星です。
水は木を育てる。
木は火を強くする。
火が燃えた灰が土になる。
土の中から金は生まれる。
金が冷えて水滴ができる。
このように相手の星に与えられる、もしくは与えることができる星になります。
次に相剋です。そうこく、と言います。相性の良く無い星、奪ってしまうもしくは奪われてしまうことのある星です。
金は木を切り倒す。
水は火を消す。
木は土の養分を吸い取る。
火は金を溶かす。
土は水の流れをせき止める、汚す。
このような少し邪魔をしてしまう関係にあります。
ただ、ここで大事なことをお伝えしたいのですが、
金は木を切り倒す。切り倒されても、時がたてばまた新しい芽は生えてきます。その芽が以前の芽よりも強いものになるかもしれない。
木は土の養分を吸い取る。自ら耕す力となり、よりいい土壌を作れるかもしれない。
土から汚された水、ゆっくりと収まるのを待つと土は沈んでいきまたきれいな水に戻るかもしれない。
いずれも譲歩ができる関係であるということです。
しかしその中でも、水と火の関係は残念ながら譲歩ができません。
水は火を消す。気学でいう一白水星と九紫火星の水火殺はここからきています。

ビジネスパートナーにするには避けたほうがいいかなと思います。
最後に比和、ひわと言います。比和は同じ星の仲間です。
あなたのご家族、恋人、友人はどんな関係性ですか?